BIOCHEMISTRY TEST
生化学検査
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生化学検査とは
生化学検査は、血液(血清・血漿)や尿に含まれるタンパク質、酵素、脂質、糖、電解質などの成分を化学的に分析する検体検査です。
全身の臓器(肝臓、腎臓、膵臓、心臓など)の機能、栄養状態、代謝異常、炎症の有無を測定し、病気の診断、治療効果の判定、経過観察に活用されます。
プレケアメディカルでは、生化学自動分析装置「BioMajesty™ JCA-BM6050」を用いて、高精度かつ安定した検査を提供しています。
Test Items
検査項目一覧
01 健康診断の基本セットHEALTH CHECKUP PANEL 20項目
総タンパク
血液中のタンパク質の総量。栄養状態や肝臓・腎臓の働きを総合的に判断します。
アルブミン
血液中の最も多いタンパク質。栄養状態と肝臓の働きを反映します。低いと足がむくみます。
肝機能(GOT)
肝臓・心臓・筋肉が傷つくと血中に出てくる酵素。肝臓の障害を調べる代表的な項目です。
肝機能(GPT)
主に肝臓に多い酵素。肝臓の障害に最も敏感に反応します。脂肪肝や肝炎で上昇。
γ-GTP(ガンマGTP)
アルコールで上がる代表的な数値。お酒の飲みすぎや薬の影響で肝臓が弱っているとわかります。
アルカリフォスファターゼ
肝臓・胆道(胆汁の通り道)・骨に多い酵素。胆石や骨の病気のサインになります。
総ビリルビン
古い赤血球から出る黄色い色素。値が高いと肌や白目が黄色くなる「黄疸」の原因に。
乳酸脱水素酵素
体のあらゆる細胞に含まれる酵素。肝臓・心臓・血液の病気全般のサインを示します。
尿素窒素
タンパク質が分解されてできる老廃物。腎臓が悪いと体に溜まります。脱水でも上がります。
クレアチニン
筋肉から出る老廃物。腎臓のフィルター機能を最も正確に反映する重要な数値です。
尿酸
プリン体が分解された老廃物。値が高いと足の親指が腫れる「痛風」になります。
総コレステロール
血液中のコレステロールの総量。値が高いと動脈硬化(血管の老化)のリスクが上がります。
善玉コレステロール
血管の掃除をしてくれる「善玉」コレステロール。低いと動脈硬化が進みやすい。
悪玉コレステロール
血管にこびりつく「悪玉」コレステロール。高いと心筋梗塞・脳梗塞のリスクが上昇。
中性脂肪
体のエネルギー源で、余ると皮下脂肪に。食事の影響を受けやすい項目です。
血糖値
血液中の糖の量。糖尿病の最も基本的な指標です。空腹時に測ります。
ヘモグロビンA1c
過去1〜2か月の血糖の平均がわかる優れた指標。直前の食事の影響を受けません。
C反応性タンパク
体のどこかで炎症や感染が起きると上がる項目。風邪・肺炎・関節リウマチなどで上昇。
血清鉄
血液中の鉄分の量。低いと鉄欠乏性貧血になり、立ちくらみや疲れやすさの原因に。
推算糸球体ろ過量
腎臓のろ過機能を%で表した総合スコア。クレアチニン・年齢・性別から計算します。
02 腫瘍マーカーTUMOR MARKERS 10項目
大腸・胃・肺・膵・乳がん
最もよく使われる「万能型」のマーカー。消化器系のがんを中心に幅広く反応します。喫煙でも少し上がります。
肝臓がん
肝細胞がんのサインになる項目。慢性肝炎やB型・C型肝炎の方が定期的に検査します。
膵臓がん・胆道がん
沈黙の臓器・膵臓のがんを見つけるのに最も有用なマーカー。早期発見が難しい部位なので重要です。
前立腺がん(男性)
男性のがん罹患数1位「前立腺がん」を見つける必須項目。50歳以上の男性に推奨されます。
卵巣がん(女性)
卵巣がんの代表的な指標。子宮内膜症や月経周期でも変動するため、解釈に注意が必要。
乳がん(女性)
乳がんの再発・転移の発見に役立ちます。早期がんよりも進行例で陽性になりやすい項目です。
肺・子宮頸・食道がん
皮膚や粘膜のがん(扁平上皮がん)で上昇する項目。子宮頸がん・食道がんのサインになります。
大腸・食道・乳がん
2007年に保険適用になった比較的新しい項目。早期がんでも陽性化することがあり、早期発見に有用。
胃がんリスク
ペプシノゲン値で胃の萎縮の進み具合を判定。ピロリ菌検査と組み合わせる「ABC分類」で胃がんリスクを段階評価。
肺がん(小細胞肺がん)
進行が早く厄介な「小細胞肺がん」を見つける専用マーカー。喫煙者やヘビースモーカーの方に特に重要。
03 感染症検査INFECTION TESTS 12項目
B型肝炎ウイルス
今B型肝炎に感染しているかがわかります。陽性なら治療が必要。
B型肝炎の免疫
過去の感染やワクチン接種で免疫がついたかを確認します。
C型肝炎ウイルス
C型肝炎に感染した経験があるかを調べます。放置すると肝硬変・肝がんに進む病気です。
エイズウイルス
HIV(エイズウイルス)感染を確認。早期発見で治療すれば普通の生活が送れます。
梅毒抗体
梅毒の感染歴を調べます。近年、若い世代で急増中の性感染症です。
梅毒の活動性
梅毒が今も活動中なのか・治療が効いているかを判定する項目です。
クラミジア抗体
女性の不妊原因No.1と言われる性感染症。自覚症状がないことが多い厄介な病気です。
単純ヘルペス
口や性器にできるヘルペスのウイルスに感染歴があるか調べます。
ピロリ菌
胃の粘膜に住み着く菌で、胃がん・胃潰瘍の最大の原因。除菌治療で胃がんリスクが下がります。
はしか・風疹の免疫
免疫があるかどうかを調べます。風疹は妊婦が感染すると胎児に影響するため要注意。
水ぼうそう・おたふく
かかったことがあるか・免疫があるかを確認します。大人がかかると重症化しやすい病気です。
新型コロナ抗体
過去にコロナに感染したか・ワクチンの効果があるかを確認できます。
04 アレルギー検査ALLERGY TESTS 11項目
家のホコリ・ダニ
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ガ、ゴキブリなど家の中のアレルゲン。年中続く鼻炎の原因。
花粉アレルゲン
スギ・ヒノキ・ハンノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギなど。どの季節の花粉症かがわかります。
ペットアレルゲン
ネコの皮屑・イヌの皮屑など、ペットを飼う前のチェックに。家族の体質を確認できます。
真菌アレルゲン
アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチアなど。梅雨時の不調の原因かも。
主要食物アレルゲン7品目
卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・エビ・カニ。重篤なアナフィラキシーを起こしやすい7品目です。
米・大豆など
米・大豆・トウモロコシ・グルテンなど。主食で不調を感じる方に。
動物性食品
マグロ・サバ・イカ・牛肉・豚肉・鶏肉など。肉や魚で蕁麻疹が出る方の原因特定に。
フルーツ・野菜
リンゴ・桃・トマト・キウイ・バナナなど。口がイガイガする「口腔アレルギー症候群」の原因特定。
薬・ゴム手袋
ペニシリンなどの薬や手術で使うラテックス手袋へのアレルギー。手術前の確認に重要。
アレルギー総量
アレルギー反応の強さの「総合点」。値が高いほどアレルギー体質と言えます。
05 ホルモン検査HORMONE TESTS 12項目
甲状腺刺激ホルモン
甲状腺の働きを最初に調べる必須項目。疲れやすさ・冷え・むくみの原因かも。
遊離T3
体の代謝を上げる活性型の甲状腺ホルモン。バセドウ病で上がります。
遊離T4
甲状腺機能の精密検査項目。亢進症・低下症の診断に使います。
男性ホルモン
男性更年期(LOH症候群)の判定に。やる気の低下・性機能の低下を感じる男性に。
女性ホルモン
女性ホルモンの中心。更年期症状・月経不順・不妊の原因を探ります。
黄体ホルモン
妊娠を維持するホルモン。妊活中の方の卵巣機能の評価に必須です。
卵胞刺激ホルモン
閉経が近いかを判定する項目。卵巣機能の総合評価に使います。
黄体形成ホルモン
排卵のタイミングを調べる項目。妊活中のタイミング法に役立ちます。
抗ミュラー管ホルモン
「卵巣年齢」とも呼ばれる、卵子の在庫量がわかる項目。妊活中の女性に重要。
ストレスホルモン
慢性的なストレス・副腎疲労の評価に。やる気が出ない・疲れが取れない方に。
若返りホルモン
「若返りホルモン」と呼ばれる項目。加齢とともに減少し、アンチエイジング指標に。
血糖を下げるホルモン
糖尿病の精密診断に。HbA1cと組み合わせ、糖尿病の進み具合を判定します。
06 ビタミン・ミネラルVITAMINS & MINERALS 10項目
ビタミンD
骨の強さ・免疫力・うつ予防に関わる超重要ビタミン。日本人の8割が不足と言われます。
ビタミンB12
貧血・神経のしびれ・物忘れの原因になることも。肉を食べない方は不足しがち。
ビタミンB9
妊婦に最も重要な栄養素。胎児の神経管異常を予防します。
ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えるのに必要。白米中心の食事や飲酒で不足しやすい。
ビタミンB6
肌・髪・神経の健康に関わるビタミン。PMS(生理前症候群)の改善にも。
貯蔵鉄
「隠れ貧血」を発見する項目。普通の貧血検査では見つからない鉄不足を見抜けます。
亜鉛
味覚・免疫・肌・性機能に必須のミネラル。不足で味がわからなくなることも。
マグネシウム
こむら返り・偏頭痛・不整脈の予防に重要。現代人に不足しがちなミネラル。
銅
鉄の利用を助けるミネラル。鉄を補給しても貧血が治らない方のチェックに。
セレン
抗酸化作用・甲状腺機能をサポート。アンチエイジングに関わる微量元素。
07 血球計算(CBC)COMPLETE BLOOD COUNT 12項目
赤血球数
血液中の赤血球の数。貧血や多血症の最も基本的な指標です。
ヘモグロビン
赤血球の中の「酸素を運ぶタンパク質」。これが少ないと貧血と診断されます。
ヘマトクリット
血液の濃さを表す指標。脱水で上がり、貧血で下がります。
赤血球の大きさ
貧血の原因を分類します。鉄不足だと小さく、ビタミンB12不足だと大きくなります。
赤血球の濃さ
1個の赤血球に含まれるヘモグロビンの量や濃さ。貧血の鑑別診断に役立ちます。
白血球数
体を守る免疫細胞の総数。感染症や炎症で増え、白血病で異常値に。
細菌と戦う細胞
細菌感染と戦う主力部隊。肺炎・膀胱炎などの細菌感染で増えます。
ウイルスと戦う細胞
ウイルスと戦う部隊。インフルエンザ・新型コロナなどのウイルス感染で増えます。
アレルギーで増える細胞
アレルギーや寄生虫感染で増加。喘息・花粉症の重症度の参考にもなります。
その他の白血球
慢性炎症や血液疾患の補助的な指標として使います。
血小板数
出血を止める細胞。少ないと出血しやすく、多すぎると血栓ができやすくなります。
血小板の大きさ
骨髄の血小板生産能力を反映。血小板減少の原因を探るのに使います。
08 治療薬モニタリングTHERAPEUTIC DRUG MONITORING 8項目
インフリキシマブ
潰瘍性大腸炎・クローン病・関節リウマチの治療薬。指先採血での高い精度が報告されています。
ベドリズマブ
炎症性腸疾患(IBD)専用の治療薬。指先採血での測定実績があります。
アダリムマブ
関節リウマチ・乾癬・クローン病の治療薬。患者数が多く需要が大きい領域。
Anti-Drug Antibody
抗体医薬を続けると、体が薬を異物と認識して「効かなくなる」現象を検出します。
免疫抑制薬
臓器移植後の拒絶反応を防ぐ薬。血中濃度の厳密な管理が一生必要です。
免疫抑制薬
移植・自己免疫疾患の治療薬。過剰だと腎障害を起こすため、定期的な濃度測定が必須。
AED Panel
バルプロ酸・フェニトイン・カルバマゼピン等。発作予防のため血中濃度を厳密に管理。
抗がん剤
オラパリブ・ニラパリブなどの分子標的型の抗がん剤。乾燥血液法で測定可能です。
